2026/10/02 07:00
毎日、新しいごはんじゃなくていい。
毎日、特別じゃなくてもいい。
いつもの時間に。
いつもの場所で。
いつもの器を置く。
そして、
「ごはんだよ。」
と声をかける。
そんな毎日の繰り返しが、実は一番いいのかもしれません。
イベントでお話をしていると、
「これ、いつも食べてるやつです。」
「なくなりそうだから、買い足しに来ました。」
そんなふうにJ’s Kitchenの商品を選んでくださる方が、少しずつ増えてきました。
最初に出会ったときは、
「食べてくれるかな。」
と選んだ一袋だったもの。
試しに、いつものごはんへ少し。
食べてくれた。
また次の日にも。
気がつけば冷凍庫に入っていて、
なくなりそうになると、また選んでもらえる。
いつの間にか、
その子の「いつもの。」になっている。
これは、つくっている私たちにとって、とても嬉しいことです。
もちろん、新しいものに出会う楽しさもあります。
初めて食べる魚。
初めての香り。
初めての食感。
「これも好きだったんだ。」
という発見は、毎日のごはんを楽しくしてくれます。
私たちもいろいろな素材を使って、いろいろなごはんをつくっています。
でも、毎日新しいものを食べなくてもいい。
今日は、いつものごはん。
明日も、いつものごはん。
そして、ときどき違うもの。
そのくらいでもいいと思っています。
「いつもの。」があることは、安心でもあります。
今日は何を食べようかと迷ったとき。
忙しくて、あまり時間がないとき。
冷凍庫を開けて、
「あ、これがある。」
と思えるもの。
食べてくれることが分かっているもの。
好きなことが分かっているもの。
そういうごはんが一つあるだけで、毎日の食事は少し考えやすくなります。
そして、
「いつもの。」は、みんな同じではありません。
いつものドライフードがある子。
手づくりごはんが中心の子。
お肉が好きな子。
魚が好きな子。
その中にボーンブロスを少し加えるのが、いつもの子もいる。
煮込みを添えるのが、いつもの子もいる。
野菜ピューレや甘酒を、ときどき加える子もいる。
J’s Kitchenのごはんが主役の日もあれば、いつものごはんを少し手伝うだけの日もある。
それぞれの家に、それぞれの「いつもの。」があっていいと思っています。
イベントで、
「この子、これ大好きなんです。」
と教えてもらえることがあります。
何度も会っている子なら、
「あ、いつものね。」
と私たちも分かるようになる。
最初は私たちがつくった商品だったものが、その子の暮らしの中に入っていく。
そして、ご家族との間で、
「いつもの。」
と呼ばれるものになっていく。
考えてみると、すごいことだと思います。
特別な日のごちそうとして選んでもらえるのも嬉しい。
初めてのごはんとして選んでもらえるのも嬉しい。
でも、
何度も食べて。
何度も冷凍庫に入って。
なくなったら、また選んでもらえる。
そんなごはんになれたら、それはまた違う嬉しさがあります。
毎日のごはんだから。
派手じゃなくていい。
特別じゃなくていい。
今日も器を置いたら、いつものように近づいてくる。
いつものように食べて。
いつものように空っぽになる。
そして明日もまた、ごはんの時間がやってくる。
そんな毎日の中に、J’s Kitchenのごはんが少しだけいる。
私たちがつくりたいのは、もしかすると、そんなごはんなのかもしれません。
初めての一袋から。
いつか、
「いつものやつ。」へ。
いつものごはんが、いちばん。

