2026/10/01 07:11

「白子ジャーキー、まだですか?」
「いつ頃出ますか?」
このところ、そんな声をたくさんいただいていました。
秋鮭の白子をじっくり乾燥させた、白子ジャーキー。
実はこれ、J’s Kitchenを始める前から個人的につくっていたおやつの一つです。
秋鮭の白子を見つけると仕入れて。
丁寧に下処理をして。
低温でじっくり乾燥させる。
できあがったものを友人や知り合いの子たちに配って、食べてもらっていました。
これが、思っていた以上に好評でした。
白子ならではの香ばしい香り。
袋を開けると近づいてきて、食べ終わってもまだ欲しそうに待っている。
そんな姿を何度も見てきました。
J’s Kitchenを始めることになったとき、
「これは商品にしたい。」
と思っていたおやつの一つでもあります。
そして、白子の面白さは、おいしさだけではありません。
白子は魚の精巣。
たんぱく質を含むだけでなく、DNAやRNAといった「核酸」を含む、少し特徴的な部位です。
実際に鮭の白子は、核酸を取り出す原料として研究などにも利用されています。
普段よく食べる筋肉の部分とは違う部位。
だからこそ、いろいろな素材を食べる楽しみの一つとして取り入れてもらえたら。
そんな思いもあって、J’s Kitchenのおやつにしたいと考えていました。
そして秋。
いよいよ秋鮭の季節。
今年からJ’s Kitchenの商品としてつくろう。
そう思っていたのですが、なかなか白子が手に入りませんでした。
今年は秋鮭の漁獲が非常に厳しい状況。
鮭が少なければ、白子もなかなか出てきません。
探しても、ない。
見つけても、まとまった量を確保できない。
そんな状態が続きました。
その間にも、
「白子ジャーキー、まだですか?」
「楽しみにしています。」
と声をかけていただくことが増えていきました。
以前、個人的につくっていた頃に食べてくれた方も。
白子ジャーキーの話を聞いて、楽しみにしてくださっていた方も。
待ってくれている。
それなら、なんとかつくりたい。
仕入れられる白子を探し続けました。
そして、ようやく。
国産の秋鮭白子を、まとまった量で仕入れることができました。
届いた白子を見たときは、
「やっとつくれる。」
その一言でした。
そこから、一つひとつ丁寧に下処理。
低温でじっくり乾燥させていきます。
使うのは、国産の秋鮭白子だけ。
保存料も。
着色料も。
香料も。
調味料も。
加えていません。
水分がゆっくり抜けていくにつれて、白子ならではの香ばしい香りが工房に広がっていきます。
この香り。
久しぶりです。
個人的につくっていたものが、
J’s Kitchenの商品になる。
なんだか少し不思議な感じもします。
今年開業したJ’s Kitchenにとって、初めて迎える秋。
その秋につくりたかったものを、ようやく一つ形にすることができました。
ただ、今年は秋鮭の漁獲状況が厳しく、次にいつ、どのくらいの白子を確保できるかは分かりません。
今回も、仕入れることができた分だけ。
秋鮭の季節にだけつくる、季節限定のおやつです。
以前食べて、待っていてくれたみんな。
そして、
「白子ジャーキー、まだですか?」
と声をかけてくださった皆さん。
本当に、お待たせしました。
個人的につくっていた、あの白子ジャーキー。
今年からJ’s Kitchenのおやつとしてお届けします。
秋鮭白子のジャーキー。
ようやく、できました。
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季節限定 川の恵み 鮭白子ジャーキー 15g | J's Kitchen from FUJI
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