2026/09/14 09:42
冷たい水がおいしい日があります。
温かいスープがほっとする日もあります。
暑い日に食べたいもの。
寒い日に食べたいもの。
私たちがそうであるように、ごはんには「温度」もあります。
J’s Kitchenのごはんは、冷凍でお届けしています。
ボーンブロスも。
煮込みも。
野菜ピューレも。
甘酒も。
でも、
冷凍は、あくまでお届けして保存するための方法。
食べるときまで、冷たくなくてもいいと思っています。
例えば、少し温めたボーンブロス。
温度が上がるにつれて、ふわっと香りが立ってきます。
鹿のボーンブロスなら、肉や骨をじっくり煮込んだ香り。
魚のボーンブロスなら、その魚ならではの香り。
煮込みも同じです。
少し温めるだけで、袋を開けたときとはまた違う香りを感じます。
以前、
「おいしいは、香りから。」
という話を書きました。
ごはんの温度は、その香りともつながっています。
冷たいときには穏やかだった香りが、少し温度を上げることで感じやすくなる。
いつものごはんをあまり食べたがらない日に、少し温めたものを添えてみる。
それだけで、いつもとは少し違うごはんになります。
でも、
温かい方がいいということでもありません。
暑い日。
お散歩から帰ってきたとき。
少しひんやりしたものを、おいしそうに食べることもあります。
暑い時期なら、ボーンブロスを少し冷たいまま。
水分をもう少し摂ってほしいときには、水に少量のボーンブロスを加えてみる。
その日の気温や過ごし方によって、食べやすい温度も変わると思います。
そしてもちろん、好みもあります。
少し温かい方が好き。
冷たいままでも気にせず食べる。
香りが立つと急に興味を持つ。
毎日のごはんを見ていると、
「このくらいが好きなのかな。」
が少しずつ分かってくることがあります。
私たちはつい、
「今日は何を食べてもらおう。」
と、食材のことを考えます。
鹿にしようか。
魚にしようか。
煮込みにしようか。
ボーンブロスにしようか。
でも、同じものでも、
食べるときの温度が違えば、香りや感じ方も少し変わります。
毎日のごはんだからこそ、
そんな小さな変化を楽しむのもいいと思うのです。
今日は少し温かく。
今日はそのまま。
今日は少しひんやり。
難しく考える必要はありません。
その日の気温を見ながら。
食べる様子を見ながら。
「今日はこれくらいかな。」
と決める。
何を食べよう。
だけじゃなく、
「今日は、どんな温度で食べよう。」
そんな選択肢があってもいいと思っています。
今日のごはん。
何を食べるか決まったら、
温度も少しだけ考えてみる。
いつものごはんに、また一つ違った「おいしい」が見つかるかもしれません。

