2026/06/19 08:00


富士山の麓だから作れるごはんがあります



私たちの工房は、山梨県の精進湖のほとりにあります。

朝、工房の扉を開けると目の前には富士山。

湖があり、森があり、季節ごとに表情を変える自然があります。

そんな場所で、私たちは日々ごはんを作っています。

富士山麓の天然水を使い、一つひとつの素材と向き合いながら。

私たちのごはんには、山梨の自然が育んだ素材が数多く登場します。

山梨の鹿。

甲州地どり。

富士の介。

甲州ワイン鱒。

わかさぎ。

どれも、私たちが実際に足を運び、生産者さんや素材と向き合う中で出会ったものたちです。

もちろん、地元だからという理由だけで選んでいるわけではありません。

安心できること。

丁寧に育てられていること。

作り手の顔が見えること。

そして、私たち自身が「家族に食べてもらいたい」と思えること。

そんな基準で素材を選んでいます。

だから時には山梨県外の素材を探しに行くこともあります。

今よりもっと良い素材があるなら。

今よりもっと想いのある生産者さんがいるなら。

地域にこだわるためではなく、本当に良いものを届けるために。

私たちは全国に目を向けています。

それでも気がつくと、富士山の麓には素晴らしい素材と生産者さんがたくさんいることに気付かされます。

森の恵み。

川の恵み。

土地の恵み。

そして、それらを育てる人たちの手仕事。

私たちが作りたいのは、ただお腹を満たすためのごはんではありません。

素材の背景にある物語や、生産者さんの想いまで受け取りながら作るごはんです。

だからこそ、大量生産ではなく、小さな工房で手作りを続けています。

効率の良い方法ではないかもしれません。

それでも、その方が私たちらしいと思うのです。

富士山の麓の小さな工房から。

今日も新しい出会いを大切にしながら、

大切な家族に届けたいごはんを作っています。



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