2026/06/03 08:00

わたしたちが、
骨までじっくり煮出すのには理由があります。
骨のまわりには、
筋、
腱、
膜、
軟骨。
さらに、
骨の内側には骨髄があります。
こうした部分には、
時間をかけて煮出してはじめて出てくる、
深い旨味や栄養があります。
ただ肉を煮るだけでは出てこない、
奥行きのある香り。
自然なコク。
冷えると固まるような、
ゼラチン質。
それらは、
骨の周囲や内部から、
ゆっくり溶け出してくるものです。
また、
骨髄由来の脂には、
脂溶性の栄養や、
濃厚な旨味が含まれています。
わたしたちは、
脂質を単なる“重さ”とは考えていません。
脂は、
細胞、
皮膚、
被毛、
エネルギー、
身体の土台にも関わる大切な要素です。
だからこそ、
必要な脂を、
自然な形で取り入れることを大切にしています。
ただ、
濃ければ良いとも思っていません。
時間をかけながら、
重すぎないよう整える。
旨味はあるけれど、
押しつけすぎない。
そこを大切にしています。
わたしたちは、
骨を単なる“出汁”ではなく、
食事の土台を支える素材
として考えています。
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