2026/05/11 08:00



うちが鹿を軸にしているのには、
理由があります。

まず一つは、
脂質が過剰になりにくいことです。

鹿肉は、
高タンパクでありながら脂質が控えめ。

そのため、
毎日のベースとして使いやすく、
体への負担も比較的少ない素材です。

特に、
脂質を摂りすぎると崩れやすい子や、
体調の波が出やすい子とも相性が良いと感じています。

また、
鹿は比較的アレルギーの報告も少なく、
食事をシンプルに整えたい時にも使いやすい素材です。

うちで使っている鹿は、
山梨の自然の中で育った野生鹿。

一般的な家畜と比べ、
人工的な飼料を食べていないことも特徴です。

さらに、
野生由来の鹿肉は、
牛や豚などと比べて菌数が少ない傾向があり、
衛生管理を徹底した上で扱いやすい素材でもあります。

もう一つは、
部位ごとに特徴が大きく違うことです。

赤身、内臓、骨、筋、骨髄。

それぞれが持つ栄養や役割が違うため、
一つの素材でも、組み立て方に幅が出ます。

例えば、
赤身は高タンパクで使いやすく、
内臓は鉄やビタミンが豊富。

骨や筋からは、
コラーゲンやゼラチンが取り出せます。

だからこそ、
調理法も変えています。

圧力でしっかり煮出したり、
低温でゆっくり火を入れたり。

部位ごとに合った調理をすることで、
栄養を無理なく取り込みやすい形に整えています。

さらに、
鹿は味や脂の主張が強すぎないため、
魚や鶏、甘酒やピューレとも自然につながります。

ベースを鹿で整えておくことで、
そこに状態に合わせたものを足しやすくなります。

例えば、
魚で脂質や巡りを補ったり、
ブロスで水分やコラーゲンを足したり。

組み合わせた時に、
全体のバランスが崩れにくい。

そこが、
鹿を軸にしている大きな理由です。

もちろん、
鹿だけで完結するとは考えていません。

だからこそ、
魚や鶏、甘酒やピューレを組み合わせながら、
全体で整えていく。

わたしたちは、
そういう考え方で食事を作っています。

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